出版には大きく分けて、商業出版・協力出版・自費出版の3つの種類があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
1. 商業出版
商業出版は、出版社が全ての費用を負担し、著者に対して原稿料や印税を支払う形式です。出版社が書籍の内容を検討し、販売を決定した場合にのみ出版が行われます。書籍の販売戦略や宣伝も出版社が行い、著者は執筆に専念できるのが特徴です。
2. 協力出版
協力出版は、著者と出版社が出版費用を分担する形式です。出版社が一定のリスクを負うものの、著者も費用の一部を負担します。商業出版に比べて著者が出版の機会を得やすい一方、費用の一部を支払うことになるため、リスクも分け合う形になります。収益は著者と出版社の間で分配されるのが一般的です。
3. 自費出版
自費出版は、著者が全ての費用を自己負担して本を出版する形式です。著者が主体となり、印刷・製本・流通など全ての過程において責任を持ちます。商業出版や協力出版に比べて、出版の自由度が高く、自分のペースで書籍を出版することが可能です。ただし、販売や宣伝活動も著者自身が行う必要があります。
弊社では、自費出版にも、ISBNコードの付与・表記、加えて書籍JANコードを表記して、Amazonや書店での注文販売に対応することが可能です。ただし、その際には、お取決めした本の販売手数料をお支払いただいております。
これにより、自費出版でも広い流通網を利用できるため、販売の機会が増えるというメリットがあります。
ISBN(アイ・エス・ビー・エヌ)コードとは
ISBNコード(International Standard Book Number)は、書籍に割り当てられる国際標準図書番号のことです。このコードは、書籍を識別するための13桁の番号で、世界中で共通の形式で使われています。
書籍JAN(ジャン)コードとは
ISBNコードを2段のバーコードシンボルで表現するもので、書店のPOSレジをはじめ、出版流通の情報処理のために広く利用されています。
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