— 計画の検討材料として —
労働組合や組織・団体が節目の年を迎えた際、
その活動の軌跡を残す「記念誌」。
構成する記事の内容・バリエーションについては過去記事でご紹介していますが、
その仕上がりスタイルにも、さまざまバリエーションがあります。
記念誌制作を計画される際の参考になさってください。
メディア スタイル
ブック スタイル
「歴史を残す」に主眼を置き、組合や組織の活動の細部まで掘り下げて、 1冊の本に仕上げたものです。
パンフレット スタイル
活動経過その他を、ダイジェスト的にコンパクトにまとめます。
式典時や全組合員配布用としての活用もできます。
データ スタイル
印刷せずに電子データ化。
ディスクへ保存する方法の他、ホームページに掲載すれば、
スマートフォンやタブレットからの閲覧が実現します。
判型、形式(ブック スタイル、パンフレット スタイル)
判型(サイズ)
近年、A4サイズが一般的ですが、既刊の記念誌に合わせB5サイズで作成する組織もあります。
A4サイズは情報量が多く盛り込め、視覚的にインパクトを与えやすい特徴がある一方、B5サイズまたはA5サイズは持ち運びやすく、手軽に読める点がポイントになります。
製本方法(ハードカバーとソフトカバー)
ハードカバーは、表紙に厚い紙や布地(クロス)を採用した、書籍タイプの本のことで、「上製本」とも呼びます。耐久性が高く、長期間保存が可能です。
ある一定のページ数(本の厚み)が必要にはなりますが、
表紙にタイトルを箔押し(金箔・銀箔など)を施したり、箱入りに仕上げたりすることで、高級感を演出します。
ソフトカバーは、ハードカバーと比較して薄い紙や柔らかい表紙を使用しているため、軽量で持ち運びがしやすく、扱いやすく、気軽に配布するのにも適しています。 ハードカバーよりも安価で制作できることが多いのが一般的です。
印刷の色数
写真を多用する場合にはオールカラー印刷、
読ませるタイプなら1色(スミ・ブラック)印刷がベーシックです。
1冊の記念誌のなかに、カラーページと1色ページ(または2色など)を混在させることもできます。
労働教育センターでは、ご予算や使用目的に合わせ、最適なスタイルの記念誌をご提案し、制作を承ります。
御見積も無料で致します、御見積の際は本コラムでご紹介した項目の他、総ページ数などを加え、下記お問い合わせフォーム、メール<info@rka.co.jp>、電話<03-3288-3322>、FAX<03-3288-5577>にご用命ください。