女も男も No.124 ワークヘルスバランス(ON124)
PART 1 女性の健康を守るとりくみの歴史といま
女性が健康に働き続ける権利を求めて
──これまでのあゆみと今後の課題
小澤 利野(日本教職員組合 女性部長)
「女性の健康の包括的支援に関する法律」について考える
──産む・産まないを選ぶ女性の自己決定はどこにある?
大橋 由香子(フリーライター・編集者)
PART 2 女性特有の病気と働く環境
20歳からのワークヘルスバランス
──仕事とのバランスをとるためにも知っておきたい女性特有の病気
早乙女 智子(産婦人科医)
職場に求めたい女性特有の病気への理解
──情報提供と当事者の自己決定を支えあう活動を展開
子宮筋腫・内膜症体験者の会「たんぽぽ」
《探る・深める》生理休暇獲得の歴史から学ぶ
田口 亜紗(成城大学民俗学研究所 研究員)
PART 3 働く女性の妊娠・出産、不妊治療
マタニティハラスメントをなくすために
──妊娠経験者の4人に1人がマタハラの被害に
鈴木 るり(日本労働組合総連合会 男女平等局次長)
《探る・深める》マタニティハラスメントが問いかける「労働のあり方」
杉浦 浩美(立教大学社会福祉研究所 特任研究員)
安心して不妊治療を受けられる環境を
──検査段階から診断書なしでとれる休暇制度を獲得
中島 佳代子(茨城県教組 女性部長)、小澤 利野(日教組 女性部長)
仕事と不妊治療のジレンマを抱える体験者たちを支援
──妊娠・出産・不妊についての正しい知識をもってもらいたい
松本 亜樹子(NPO法人Fine 理事長)
●不妊治療休暇・休職制度導入の動き
●厚生労働省が事業主向けに不妊治療支援を求める冊子を発行
PART 4 働きながらの更年期
働く女性のメノポーズ(更年期)
──更年期は人生のターニングポイント
NPO法人女性の健康とメノポーズ協会
●更年期世代の健康支援策① 女性の健康セミナーの実施
●更年期世代の健康支援策② 更年期障害休暇制度の導入
教育の現場にも更年期対策を
──周りの理解と安心して休める制度・環境を求めて
田中 みどり(福岡県教職員組合 女性部副部長)