女も男も No.107 ジェンダーバッシングを超えて(ON107)
Part.1ジェンダー・バッシングを検証する
ジェンダー・バッシングの意味するもの - 経緯と背景
- 細谷実さん(関東学院大学教授)に聞く
〈ルポ〉
・東京・国分寺市の「人権講座」講師拒否事件
・男女共同参画基本計画(第2次)策定過程での「ジェンダー」論争
・徳島県議会での基本法改廃の請願をめぐって
〈表〉
・ジェンダーをめぐる動き
〈資料〉
・男女共同参画基本計画(第2次)より抜粋
Part.2いま、なぜジェンダーの視点が必要か
[鼎談]ジェンダー・バッシングを超えて
橋本ヒロ子さん(十文字学園女子大学教授)、田代美江子さん(女子栄養大学助教授)、星恵子さん(日教組女性部長)
[社会システムとジェンダー]
誰にも出番があり、やりなおしできる社会に-大沢真理さん(東京大学教授)に聞く
[働き方とジェンダー]
働き方/暮らし方にジェンダーの視点を入れるということ-伊田広行さん(立命館大学非常勤講師)に聞く
[戦争とジェンダー]
強さや支配を求める文化は〈男らしさ〉へのこだわりと連動-伊藤公雄さん(京都大学教授)に聞く
[貧困とジェンダー]
女性がエンパワーメントできる経済的、社会的政策が必要-堀内報子さん(前ILO駐日代表)に聞く
Part.3 ジェンダー平等をすすめる
[労働組合の取り組み①]
ジェンダー平等教育を進めれば、子どもたちにも思いは届く
- 福島県教職員組合の取り組み 大山和子さん(福島県教職員組合 前・中央執行委員女性部長)
[労働組合の取り組み②]
地域のために活動することは、自治体の労働組合の重要な役割
- 荒川区・男女共同参画社会基本条例撤廃まで 白石孝さん(荒川区職員労働組合書記長)
[労働組合の取り組み③]
全国教研「両性の自立と平等をめざす教育」分科会報告
星恵子さん(日教組女性部長)
〈教研レポート〉男女別を超えた短距離走の取り組み
岩渕昌彦さん(札幌市立福住小学校教諭)
[元気が出る教育実践①]
いまこそ、子どもの現実に即した性教育を
原田瑠美子さん(東横学園中高等学校教諭)
[元気が出る教育実践②]
枠にとらわれないで考えることを大切に
丹籐弘子さん(東京都立六本木高等学校教諭)
[元気が出る教育実践③]
「男女平等」を言葉としてではなく、自分の生き方と重ね合わせて
小久保浩さん(埼玉県立深谷商業高等学校教諭)
[元気が出る教育実践④]
ジェンダーフリーを考える出張授業を行うNPO法人「SEAN」
遠矢家永子さん(NPO法人「SEAN」代表)
「男女平等条例をつくる]
三鷹市男女平等条例をつくる市民の会に携わって - 生きやすい街づくりを目指す
野村羊子さん、清水雄大さん、田口辰徳さん、川坂和義さん
[女性相談の現場から]
「私は私であっていい」-そう実感できるようにサポートする
河野和代さん(フェミニストカウンセラー)