女も男も No.127 原発災害は終わっていない 6年目の福島(ON127)
PART 1 いま、学校現場では
【座談会】「早期帰還」「教育復興」の動きのなかで
1.疲弊する教職員/2.浜通りの学校現場/3.子どもたちが抱える問題/
4.給食のこと、健康のこと/5.ふたば未来学園高等学校/6.今後の課題
柴口正武さん、日野彰さん、山家真紀さん、小嶋澄子さん(福島県教職員組合)
〈福島の高校生の声を聞く〉将来は福島の復興にかかわる仕事をしたい
鶴蒔かれんさん(高校3年生、福島市在住)
PART 2 「避難の権利」を求めて──原発避難者の思い
避難者自らの言葉で「私たち」の物語を紡いでいきたい
宇野朗子さん(「避難の権利」を求める全国避難者の会共同代表)
住宅支援延長を求めてハンストを実施
坂本建さん(避難・支援ネットかながわ代表)
PART 3 6年目の課題
〈健康影響の実態把握と対応策〉
多発する小児甲状腺がん
満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)
〈今後ますます必要とされる保養活動〉
毎夏、福島から親子を招くサマーキャンプを実施
福島こども保養プロジェクト@練馬
〈原発事故と障がい者、農業〉
出会い、つながることで力を得られる
渡部貞美さん、渡辺ミヨ子さん、黒田節子さん
〈関東の子どもたちの健康調査〉
待っていられない!と始めた甲状腺エコー検査
木本さゆりさん(関東子ども健康調査支援基金共同代表)
〈女性相談・DV相談〉
安心して相談できる場所があることの大切さを日々実感
苅米照子さん、苅米有希子さん(NPO法人ウィメンズスペースふくしま)
〈被ばく労働問題〉
頻発する労働災害、改善されない労働環境
なすび(被ばく労働を考えるネットワーク)
〈原発輸出問題〉
日本の原発輸出にアジアの人々から厳しい批判
園良太(「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」実行委員会)
〈原発再稼働問題〉
避難できない川内原発と地震
野呂正和(川内原発増設反対鹿児島県共闘会議事務局長)
PART 4 チェルノブイリ被災国のとりくみに学ぶ
「いのちを守るための」法律 チェルノブイリ法から学ぶもの
尾松亮(ロシア社会制度研究者)
ベラルーシでの放射能対策、健康管理と被災者支援
吉田明子さん(国際環境NGO FoE Japan)
●BOOK GUIDE
●第65次教育研究全国集会「両性の自立と平等をめざす教育」分科会報告