労働組合、企業、団体が結成5周年、10周年、20周年など、大切な節目を迎える際、それまでの活動経過や成果などをまとめるものを「記念誌」としています。
記念誌の役割はまず、組織の歴史を振り返り活動や実績を検証することで、存在意義を明確化すると同時に、先達への敬意を表することにあります。そして、組織に属する方々への連帯感や共感の醸成、さらに、次代に向けた活動の指針にもなります。
記念誌作成のメリット
・組織の活動の記録・保存
歴史や成果を記録することで、アーカイブとして活用できるほか、伝統や風土の継承にも貢献します。
・先輩方への敬意の表現
組織に貢献いただいた方々への感謝の意を示す場となり、その努力を認識できます。
・情報や思い出の共有
出来事に関わった方々がその時を振り、懐旧の念を感じたり、共感を得たりできる機会になります。
・次のステップへと向けた活動の糧
「温故知新」。過去の活動を知ることで、以降の活動指針が見えてくることがあります。
・教育ツールとしての活用
新入組合員・社員、組織役員の教育用ツールとしても重宝します。
・組織のPR、イメージ向上
活動内容が広報できると同時に、新たな関心を呼び起こす可能性も秘めています。
・組合員や社員の団結感や共感の醸成
制作プロセスをともに経る中で、担当者間の絆が深まり、一体感が増します。
過去を振り返ると同時に、組織の将来を指向する記念誌。
記録にとどめることなく、組織に関わる全ての方々の繋がりを形にする一冊。
労働教育センターは、さまざまなスタイルの記念誌作成をサポートしています。