新刊のご案内

2024年6月10日発売 中学生が綴る労働とDV 語る・聴く・交流が生み出すエンパワーメント

著者は30年間、中学校で暮らしを綴る教育実践を続けてきた。
「母の仕事」を綴るなかで、アンペイドワークの存在、母が二つの労働を担う大変さに気づいていく子どもたち。暮らしを綴った文章に表れる gender based violence(ジェンダーに基づく暴力)。だが、綴られた文章が学級集団で共有されるとき、本人も周りの子どもたちもエンパワーされていく。その過程を、数年後に行った当時の子どもへのインタビューを交えながらいきいきと描き出す。
ジェンダー平等教育としての「綴る」教育実践の記録。